湘南ベルマーレフットサルクラブ|FUTSAL

小田原日記

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2010:05:26:11:35:58[10.05.26]

2010−2011シーズン新体制発表会見の様子

昨日、5月25日(火)湘南ベルマーレフットサルクラブのホームアリーナであります小田原アリーナにて"2010−2011シーズン新体制発表会見"を行ないました。

【登壇者挨拶】
◆NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブ 理事長 眞壁潔 挨拶
「本日はお忙しい中、湘南ベルマーレフットサルクラブ4年目のシーズン新体制発表にお越しいただき誠にありがとうございます。早いもので、Jリーグ初の参入チームとしてもうこの会見も4回目となります。
残念ながらチームはまだタイトルと言われるものをまだ取っていませんが、昨シーズンの全日本選手権では決勝まで進むことができました。
シーズン通してはスタートダッシュにつまずきまして、結果がついてこない時期がありましたり、名古屋に勝って5連勝したりなど、安定した戦いができませんでした。
そんな中でボラ選手が得点王とベストファイブを受賞出来たことは、フットサルクラブだけでなく湘南ベルマーレ全体としても素晴らしいことでした。
ただ、サッカーでもよく言われるのですが、何でもかんでもアジエル(Jリーグ湘南ベルマーレ選手)頼みではダメだろう。勝つことはできても勝ち続けることはできない。同じことがフットサルでも言えると思います。
ボラ頼みではこれ以上の成長はないでしょう。選手一人ひとりが1歩でも半歩でも前に進めるようなしっかりとした技術、精神力をもって新シーズンに臨まなければなりません。
詳しいことは後で説明の時間があるので割愛いたしますが、新シーズンに向けて大きな動きがあります。引き続きフットサルクラブは湘南ベルマーレスポーツクラブの傘下で活動いたしますが、"株式会社小田原スポーツマーケティング"という別法人を立てて運営を行っていきます。
別法人を立てて運営していく理由は、NPO法人で活動していましたが試合において興行収入を得ている、報酬を支払うことがあるなど、長くNPO法人の中に居続ける事自体が特定非営利活動から少しずれてきている事。そしてホームを小田原市として活動し、練習も試合も小田原で行っているのでしっかりと小田原に根を下ろして、小田原の方々に支援して頂ける体制を整えるためです。
地域に根差したクラブ作りを行っていくのはFリーグだけでなく、Jリーグにおいても大切なことであり、またそれを行っていかなければ今後のサッカー界、フットサル界の発展は難しいでしょう。
また今回、小田原でこのような新しい動きを行うことは、平塚にあるベルマーレが行うのではなく、小田原にあったベルマーレが行い、湘南ベルマーレのホームタウンである他の9都市のファン、サポーター、スポンサーの皆さんにも支えてもらうと言う、まさに地域密着クラブの在り方だと思っております。
今、サッカーの順位は厳しい位置にいますが、よくこのような状況にいますと補強はどうなのかと言われます。補強というのは的確な補強でなければ意味がない。伸びる選手がいるのに、成果物になりかけている選手を入れてきて初めてチームにフィットするかどうかを検証するのは湘南ベルマーレのスタイルには合っていないと思います。
今シーズンはほとんど変わりない顔ぶれが揃っているので、ぜひいい結果を残して、シーズン終了の報告会でも同じ顔ぶれで終えられたらと思っております。」

◆湘南ベルマーレフットサルクラブ 監督 小野直樹 挨拶
「今シーズン湘南ベルマーレフットサルクラブの監督を務めさせていただきます小野です。お忙しい中お集まりいただきまして誠にありがとうございます。
今季監督を務めるにあたって、3つの目標があります。1つはチームの目標。目指すは優勝、最低ノルマは3位です。2つ目は観客動員数を増やし、平均入場者数を1,500人にします。3つ目は日本のフットサルのトップリーグに属しているチームとして、若手育成のための足がかりを今季は行いたいと思います。
まず、1つ目の目標、優勝、最低ノルマ3位を目指すにあたって、具体的な数字を挙げますと、昨シーズンの我々湘南ベルマーレフットサルクラブの得点数74点でリーグ4位、失点数は88点で府中と並びリーグワーストタイでした。
この数字からもわかるように、チームのディフェンスシステムの構築か急務であり、ディフェンスのトレーニングをまずは重点に置くことによって失点を減らします。具体的には失点を昨シーズンより20点減らします。失点が減るということは、それだけいい位置でボールを奪える機会も増えるので自然と得点も増えます。
得点はこれにより10点増やします。これにより得失点差が昨シーズンより+30増えます。得失点差は昨シーズン-12点でしたから、+18点となります。これは過去2年のリーグを見ても、2位、もしくは3位のチームに匹敵します。
続きまして観客動員数につきましてですが、我々を応援していただいているサポーターの皆さん、クラブを支えて頂いているスポンサーの皆さん、クラブの活動を取り上げて頂いているメディアの皆さん、その他クラブを取り巻く多くの方々にまた観に来たいと思って頂けるフットサルをしなければならないと思います。
スポーツなので必ず勝つチーム負けるチームがあり、全てのゲームを勝つというのは不可能かもしれません。ただし、観に来て頂いた方に喜んでもらえる、ワクワクする、ドキドキするようなスペクタクルなフットサルをすることはできると思います。これを可能にするためのトレーニングを今日から行っております。
そして最後に育成についてですが、我々湘南ベルマーレフットサルの下部組織であるP.S.T.C.LONDRINAとの交流を密にし、若手選手にFのレベルを体験させる機会を増やし、今回トップチームに昇格した山中秀太のような選手をどんどん輩出していきたいと思います。そしてU-18のユース、U-15のジュニアユースの環境づくりにも着手していきます。
以上3つが私の今シーズン掲げる目標となります。」

◆今シーズンチームキャプテンNO.5久光重貴選手 挨拶
「今シーズンキャプテンを務めます久光です。今シーズン私たちが目指すものは優勝の二文字しかありません。最低目標としては3位を設定していますが、やるからには優勝を目指すのは当然です。
昨シーズンからほとんどメンバーが変わらない中で、監督が言うようにディフェンスを強化すれば今まで負けていたり引き分けていた試合は減ってくると思います。
小田原の皆さんの期待を力に変えて優勝を目指し頑張っていきますので、どうぞ応援よろしくお願い致します。」



◆NO.1ボラ選手 挨拶
「まず初めに昨シーズンはあまりいい成績を残せなかったので、必ず昨シーズン以上の結果を残すことを約束します。
昨シーズン湘南ベルマーレは良い選手が多いのにそれがうまくかみ合わなかった時期がありました。全日本選手権の決勝のような試合ができれば絶対に上位に行けるチームです。
目標は当然優勝です。今日から練習が始まりましたが、とても良い内容だったのでこれを続けていきたいです。
そしてプレーを楽しみ、新しい監督、コーチ、選手、スタッフ陣と力を合わせて頑張ります。
優勝目指してがんばります。ありがとうございます。」

◆新加入選手 NO.18山中秀太選手 挨拶
「P.S.T.C.LONDRINAから来ました山中秀太です。この度湘南ベルマーレフットサルクラブに入団できたことを誇りに思います。今季の目標は試合に出場し結果を残し、チームの勝利に貢献することです。1試合1試合気持ちの入った熱いプレーをするので、どうぞ応援よろしくお願い致します。」



◆新加入選手 NO.19髙橋明弘選手 挨拶
「Azvert FUJISAWAという神奈川県リーグ1部のチームから移籍してきました髙橋明弘です。今年の1月(昨シーズン)から練習生として参加させて頂いていたのですが、ベルマーレというチームは個人能力が高いチームだと思いますし、優勝を狙えるチームだと思いますので、私も練習から喰らいついていって、1分でも多く試合に出場し優勝に貢献したいと思っておりますので、応援宜しくお願い致します。」

【株式会社小田原スポーツマーケティング概要説明】
◆株式会社小田原スポーツマーケティング 代表取締役 水谷尚人
「先程、眞壁理事長から少し説明がありましたが、基本的にはNPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブの傘下としてこれまで通り活動して参ります。ただ、より小田原に根を張って活動していきたいという思いから、この株式会社小田原スポーツマーケティングという会社を立ち上げました。
チーム名は変わらず湘南ベルマーレ、エンブレムも昨シーズンと変わらず活動します。今までの3年間はスポーツクラブの他の事業に助けられて活動してきたので、新しい会社を立ててしっかりとした運営基盤をつくれるように、監督が言ったスペクタクルなフットサルをし、多くの方々に会場に来ていただいて、スポンサー、メディアの方々に評価いただいて、小田原の皆さんに応援していただくという良いサイクルをつくっていきたいと思っております。
我々は地域に根差した活動をし、地域の方々に支えられ、また地域の方々に恩返しをし、しっかりとした活動をしていきます。」


【質疑応答】
問)具体的に決まっている地域密着の活動は?
水谷社長「これまでの少年院への慰問やお祭りなど、地域のイベントへの参加に加え、この後の後援会設立のところでもお話ししますが、学校へのフットサルゴールやフットサルボールの寄贈、巡回授業など、学校方面へも力を入れて参ります」

問)小田原スポーツマーケティングの事務所は決まっていますか?
水谷社長「まだ最終決定していないので申し上げられませんが、小田原駅前の非常に立地が良い事務所をいろいろな方々にご協力いただいて借りる予定です」

問)この2年間湘南ベルマーレに関わってきて、チームをどのようにみているか?
小野監督「ポテンシャルが高い選手が非常に多いチームなので、個々を融合したチーム作りができればもっといい成績が残せたと思います。また切り替えが遅い場面が多くみられたのでその辺りを変えるために、技術、戦術だけでなく、切り替えの速さなどピッチの中で判断できる力をつければ、ポテンシャルが発揮できてその時に初めてこのチームは覚醒すると思います」

問)今シーズンのテーマを一言で
小野監督「覚醒です!」


【湘南ベルマーレフットボールフェスタ2010】
◆湘南ベルマーレフットサルクラブ ゼネラルマネージャー 佐藤伸也
「6月10日に行われる湘南ベルマーレフットボールフェスタについてご説明いたします。この試合は、国内初となるFリーガーとJリーガーがフットサルの真剣勝負を行う公式戦です。
我々湘南ベルマーレは日本で唯一JリーグとFリーグに参加しているクラブです。昨シーズンJリーグ所属の菅野哲也がFリーグに出場したように、またこの業界に一つの新しい風を吹かせればと思い、この試合を組みました。
観ている方々にとっても、FリーガーとJリーガーがフットサルをしたらどっちが強いのか、というのは非常に興味があることだと思います。湘南ベルマーレしか実現できないこの世紀の一戦をぜひ多くのメディアの方々に取り上げて頂き、盛り上げて頂ければと思っております。」


【質疑応答】
問)この試合は、真剣勝負ですか?
佐藤GM「もちろん真剣勝負です。真剣勝負だからこそ打てるメッセージだと思っています。」

問)ユニフォームはどのようなもので出場するのですか?
佐藤GM「公式戦なので、フットサルはFリーグの、サッカーはJリーグのユニフォームを着用予定です。1st、2nd決定していませんが、フットサルが1stを着ると思います。」


【新後援組織(仮称)FAO「Futsal Academy of ODAWARA」概要説明】
◆(発起人を代表して)株式会社古川 専務取締役 古川剛士 様
「只今ご紹介いただきました㈱古川の古川です。後援会の発足を準備しているメンバーを代表してご挨拶させて頂きます。
いよいよこの小田原に本拠地を移し、更なる活躍を目指している湘南ベルマーレフットサルクラブをサポートすべく、後援会の発足を計画しています。具体的な活動内容は、この湘南ベルマーレフットサルクラブの支援もさることながら、湘南ベルマーレフットサルクラブを媒介とし、フットサルを通じてこの近隣2市8町(小田原市・南足柄市・大井町・開成町・松田町・中井町・山北町・湯河原町・箱根町・真鶴町)がより明るく、より元気なまちになることを目指して、様々な活動をしてまいりたいと考えております。
フットサルは小さいお子様からご年配の方々まで幅広い年代の方々が楽しめるスポーツです。"身近なスポーツ、フットサル"の普及を目指して、まずは地元の小中学校にボールやゴールの寄贈、そして選手やスタッフの方々にご協力いただいて、巡回授業を行ってまいります。
そして将来的なこととなりますが、この小田原でフットサルの全国大会、国際大会の誘致も計画しております。
会の名称について、まだ計画段階ですが、"Futsal Academy of ODAWARA" F、A、O、略称"ファオ"を考えております。
こちらも合わせて覚えて頂ければと思っております。
非常に厳しい経済状況でありますが、だからこそこの地元小田原を背負って戦う湘南ベルマーレフットサルクラブのサポートを通じて、やさしく元気で明るいまちづくりに全力で取り組んでまいりたいと思います。
また、資料にもありますように6/14に発起人会、7/6に総会をいたしまして会を立ち上げたいと思っております。
より多くの方々の参加をお待ちしておりますので、ぜひとも宜しくお願い致します。」

【(仮称)FAO設立メンバーよりメッセージ】
◆株式会社古川 専務取締役 古川剛士 様
「昨シーズンホームゲームもたくさん観させて頂き、全日本選手権決勝、昨日行われた日本代表対ロシア代表の試合も行かせて頂きましたし、フットサルを家族ぐるみで愛しています。
ぜひ皆さんにもこの湘南ベルマーレフットサルクラブを応援して頂ければと思っておりますので宜しくお願い致します。」

◆株式会社吉沢モータース 代表取締役 吉沢仁 様
「Fリーグが立ち上がってから湘南ベルマーレフットサルクラブを応援して来ましたが、まだまだ足りない部分をこらからより多くの方々を巻き込んで、まち全体を盛り上げていきたいと思います。」

◆有限会社古屋花店 専務取締役 古屋正広 様
「湘南ベルマーレフットサルクラブの試合を観て面白いね、また観たいねって言う家族の代表として本日はやってまいりました。
そういった家族を1組でも増やしていって、この小田原でフットサルを広めていきたいと思っております。」

◆株式会社吉池旅館 代表取締役社長 鈴木和男 様
「ベルマーレを知っていてもどう応援したらいいのかと思っていたところ、この後援会のお話が出て参りましたので、発起人として参加させていただきました。ぜひ新しい地域活性のシンボルとして湘南ベルマーレフットサルクラブをサポートしていきたいと思っております。」

 


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