湘南ベルマーレサイクリングチーム|CYCLE ROAD

トライアスロン レポート

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2018:04:29:10:00:00[18.04.29]

JPTシリーズ第6戦 第52回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会 Day-2


開催日:2018年4月29日
開催地:群馬サイクルスポーツセンター
レース形式:ロードレース 6km/1周
 
【レース結果】
1位 アイラン・フェルナンデス・カサソラ (マトリックスパワータグ) 03:15:48  av40.44km
2位 窪木 一茂 (チームブリヂストンサイクリング) +00:00
3位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +00:00
4位 安原 大貴 (マトリックスパワータグ) +00:00
5位 入部 正太朗 (シマノレーシング) +00:01
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31位 小嶋 渓円 (LEOMO Bellmare Racing Team) +04:24
37位 才田 直人 (LEOMO Bellmare Racing Team) +04:29
DNF 米谷 隆志 (LEOMO Bellmare Racing Team)
 
【レース展開】
例年、春の群馬は防寒具が必須。下手をすると雪に降られる事もある群馬サイスルスポーツセンター。2日目の日曜日は初夏を思わせるような緑と半袖Tシャツで過ごせる気温。いつもは枯れ葉色の背景に悩む広報班ですが、今年は強過ぎる日差しに悩む広報班。
 
初日のレースを突然の膝痛で降りた米谷選手。実は先週末に違和感に気づき、トレーニングの量を落としつつ回復を図ってレースを迎えたが、結局はレース中に大きく悪化させてしてしまった模様。レース前もペダルを軽く回すだけでもレース中と同程度の痛みがあったため、監督と相談してスタートだけしてすぐにレースを降りることにした。スタート直後、笑顔でレースを降りた米谷選手だったが内心は悔しさがいっぱい。
 
昨日は動くことが出来なかった小島選手。この日はしっかりと動こうと決心しレースに臨む。序盤は初日ほどアタック合戦が激しくなく、リラックスした状態でな周回を重ねる。レース中盤、心臓破りで有力勢が飛び出し集団のペースが上がり始める。ホームストレートを通過する時に宮澤監督から「前に行け」との指示を受けるが、既にキツく、昨日と同じく集団について行くので精一杯だった小嶋選手。次の周回の心臓破りが終わり、その後のバックストレートでまた何名かが抜け出しているの見ていることしか出来なかった。
 
レースは12周回目に動く。この周回でメイン集団から13名が逃げ出しに成功。さらに15周回目に5名の追走が先頭集団に合流し計18名が先行する。
 
前日のレースでは終盤まで先頭集団に残り、積極的な動きを見せた才田選手。2日目の朝を迎え、朝起きた時は脚に重さもなく調子は良さそうな印象。しかしレースがスタートしてみると昨日よりきつく感じる。その影響もあるのか、最初の逃げが動き出すタイミングで集団の前方に位置するも反応することに躊躇する。さらに15周回目の追走の動きも見送ってしまう。2回のチャンスを見送ってしまったのは、それまでのレースが耐える展開だったせい。気持ちが後手に回ったのは否めない。
 
ここからメイン集団との差が一気に4分近くにまで広がり、勝負は先行する18名に絞られる状態となった。一旦ペースが落ちたメイン集団だがピュアホワイトジャージの小島選手を有するイナーメがメイン集団のペースを作る。しかし先行する18名を吸収する動きとはならない。その後のメイン集団は淡々と距離をこなすだけとなる。
 
ラスト1周回のホームストレート。ブリッツェンとブリヂストンの数名がメイン集団から抜け出す動き。ここの小嶋選手もジョインするも1号橋で吸収されてしまう。そして最終周回、才田選手もメイン集団の頭を取りに行く動きをすべきだったかもしれないが、優勝から離れたところで展開することに気持ちが入らず。才田選手・小嶋選手ともに集団内でのゴールとなった。
 
なお、岩瀬選手は当日開催されたユース・レースに出場。ユースのレースは総距離30kmと短く、スタートからペースを上げて逃げを作ることを目標にスタートした。レース序盤はかなりのハイペースで予想通りの展開となったが、スピードに対応しきれずに登りでも少し遅れてしまうなどキツイ状態になる。4周回目の心臓破りの手前の坂でアタックするがパンチが足りずにすぐ吸収され、最後のスプリントは後方でのゴールとなった。
 
【宮澤監督から】
米谷はレースを走れる状況にはなかったが、4名出走しないとチームポイントがつかない為、スタートのみ出走。レース中盤に主力チームのアタックがかかると、集団からは遅れる選手も出てくる。12周回目には13名の逃げ集団ができるも、ここに選手を送りこめずメイン集団内に小嶋と才田が走っている状況。
才田はスタートから体調が良くなく動けなかった。小嶋はかなりきつい状況の中、動くという判断が出来なかったのが課題となる。小嶋は常に才田の走りやすい展開を考えることが大事。追走に乗れる位置に居たのにトライしなかったのは最低のレースとなった。たとえ前に追いつくことが出来なかったとしても、それによってリタイアしてでも動くべきであった。
 

 
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